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平和構築研究会とは？

　近年、「平和構築」というキーワードが日本の開発援助政策の中で重要な位置を占めています。その重要性は今後もますます増大していくと考えられますが、この分野に関しては体系的な議論が著しく欠如しているのが現状です。

　この状況を受けて、平成15年度より名古屋大学大学院国際開発研究科の一部の教授陣を中心として「紛争と開発：平和構築のための国際開発協力の研究」という研究会が組織され、学振の科学研究費補助金を受けて運営されています。この研究会は通称で「平和構築研究会」と呼ばれ、紛争後の復興を中心に一連の平和構築について研究し、提言を行うことを最終目的としています。